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2008-9-11 18:34

今が釣りドキ!岸ジギでいく離岸シーバス-フィールドレポート(SHIZENCLUB)

酒田港の新離岸で岸ジギシーバス。高水温期の日中にシーバスを狙う 上)ポイントは正面に鳥海山を望める酒田港の新離岸。波力発電の施設の南側に探りを入れた。左下)新離岸の外海側は斜面状になっていて岸ジギはできないが、港内側は写真のように垂直なので岸ジギOK。右下)釣り人はおなじみ中野大輔さん。本職?のリバーシーバスがひと休みする夏〜初秋は岸ジギを楽しんでいるそうだ 防波堤や岸壁のヘチをメタルジグでバーチカルに探る岸壁ジギング=岸ジギは、日中にヘチ際で休んでいるシーバスに効果的なメソッド。だら〜っと休んでいるやる気のないシーバスにリアクションで口を使わせることが可能で、高水温期の日が高い時間帯でも高い確率で魚を出せるメリットを持つ。 8月31日に酒田新離岸(波力)の南側エリアで岸ジギを楽しんだ中野大輔さんは、普段は最上川や周辺河川でのリバーシーバスをメインに釣行しているが、毎年8〜9月は岸ジギに通う。「川の状況があんまりよくない時季なので。それに夏場の防波堤って結構シーバスが着くんですよね。水温が高いときの日中ってヘチで休んでる率が高いです」。この日、釣り場に入ったのは朝5時(渡船はなぎさ丸を利用)。ところが、実際に釣りを開始したのは7時頃だったそうだ。「状況がかなり悪かったので、最初はやりませんでした。朝のうちは友人の釣り(シーバス狙いではない)を見てましたね」 岸ジギの条件としては最悪。朝マヅメはとりあえず待機 上)当日は追いが悪いだろうと仮定して細かいジャーク幅の誘いをメインにした。普段は2〜2.5mくらい上げるところを1mほどにし、1セットに3倍くらいの時間をかけた。下)ヘチの1級ポイント、防波堤の切れ目は新離岸でも見逃せない好ポイント。シーバスはちょっとした変化に着く 当日の天候は朝のうち雨混じりの、空が厚い雲に覆われたくもり。前日までの大雨により最上川から相当な濁り水が流れ込んだ様子で、新離岸の周囲にはかなりの濁りが入っていた。また、サビキ釣りの人にたまに豆アジやカタクチイワシがポツポツ掛かる程度と、いつもの新離岸に比べるとベイトっ気が薄い。「まぁ岸ジギとしては最悪の条件でした。光量が少なくて川水の濁りがキツく、ベイトも少ないとなれば、シーバス動いちゃってるでしょ?普通に釣ったほうがいいはず(笑)」 岸ジギは基本的に着き場(ヘチ)に帰ってきて休んでいるシーバスをリアクションで狙う釣り。なのでマヅメ時などのシーバスが動く時間帯はほかの釣りをしたほうが効率はよく、しかも当日のような状況では日が昇ってからもシーバスが動いている可能性が高い。そのため、5時半頃には周囲が見えるくらいの明るさにはなったそうだが、明るくなってもしばらくはロッドを出さなかったのだそうだ。 「そんな条件なので初めからショートピッチの誘いをやりました。普通は強くジャークして長く落とすのが基本なんですけどね」。しばらく様子を見ていた中野さんが始動したのは7時過ぎ。とりあえずヘチにシーバスが戻ってきたと仮定して岸ジギを開始してみたそうだが、少ない光量とキツい濁りを考慮していつもと同じ様な誘いはせず、最初からシャクリのピッチを小さくしたとのこと。

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