
シーバス釣りをはじめよう! 皆さんの身近にいる魚といったら、どんな魚が思いつくでしょうか?鯉・フナ?小さいときにやった魚釣りなど楽しい思い出も多いでしょう!「久しぶりに釣り」でもって思ってもどうして良いことやら・・・そんなあなたにお届けする企画です。
■シーバスの魅力
シーバス(鱸)釣りの魅力は、なんといっても釣れる魚の「大きさ」にあると思います。最大で1メートルを超える大物もいるんですよ!すごいでしょ。しかも、釣り方もお手軽で河口や防波堤から釣ることが出来ます。船で沖まで行くってことはしないで、楽しめる釣りですよ。どうです?興味出てきました?次では、魚の基本的なことをご説明しましょう!
■シーバスの生態
シーバスとは、 スズキ目スズキ科 鱸(スズキ)のことをいいます。ブラックバスが海で釣れることではないので注意してくださいね。スズキとは、サイズ(年齢)で呼び名が変わる出生魚で〜40cm(セイゴ)40cm〜60cm(フッコ)60cm〜(スズキ)と呼ばれます。セイゴ・フッコなどは、地域によっても呼び名が変わってきます。シーバス釣りでは、すべてのサイズに対して、シーバスと呼びます。しかし、シーバスと言っても日本には3種類の鱸が生息しており、マルスズキ・ヒラスズキ・タイリクスズキの3種になります。ほとんどの場合、マルスズキのことをシーバスと呼びます。(マルスズキが比較的釣り易い場所にいる為)
■シーバスの料理
食べてもおいしい魚で、あらい・刺身・塩焼き・ムニエルなど色々と楽しめます。高級料理店などで、よく使われる魚でもあります。
■シーバスの釣れる時期

釣れる時期なんですが、春から秋にかけてがメインの時期になります。冬でも連れない事はないですが、上級者向けの釣り方になります。
■シーバスの釣れる場所
生息地は、本州全域に分布しています。沿岸部や汽水域・岩礁帯・河口・淡水域に生息しており、比較的浅場での釣りが楽しめます。淡水域にも生息しているので、川などでシーバスを釣りことも出来ます。
■シーバス釣りに必要な物
・はじめはロッドを選びましょう!
ロッドと言ったら釣竿のこと。ロッドには、「この魚に向いていますよ!」って魚種別に分けられているのが一般的なんです。だから、「1本で何でも使っちゃえないかな?」って考えている人は、残念でした。しかし、ある程度汎用的に使うことは可能なんです。そのコツは、ロッドの スペックの読み方を知っておくことです。 ロッドの本体には、適合ルアーウエイトと適合ラインウエイトが、書かれています。この表示がロッドのパワーを表す目安になります。この部分は非常に大事で、リールやルアーなどにも影響を与えるので慎重に確認しましょう! あとロッドの長さなんですが8 フィート前後(1フィート:約30CM)これからはじめる人は、上記の内容で問題ないと思います。ロッドは8フィートと入門者には長いように感じるかもしれませんが、初めはルアーの飛距離を出せない為ロッドの長さで補ってくれると思います。 注意 適合ルアーウエイトと適合ラインウエイトの表記には、(g) (lb) (oz)(号)などがありますので、気をつけましょう!  こちらで選んだ、シーバスロッドを2種類あげますので、参考にしてみてください。  ・次はリールを選びましょう!
リールとは、糸を巻く機械のこと。リールは、ロッドに比べると汎用性が高いのそれほど選ぶのは難しくないです。まず、リールには二種類の形があり、「スピニングリール」「ベイトリール」と呼ばれるものがあります。シーバス釣りでは、「スピニングリール」が定番となっていますので「スピニングリール」をお奨めします。 あと、非常に気を付けなけらばならないことがあり、リールには「淡水用」と「淡水・海水用」の2種類が存在します。ここで使い方として不味いのは、「淡水用」を海水で使ってしますことです。塩分コーティングされていない「淡水用」は、非常に錆びやすいので気を付けましょうね。 最後にパワー。ロッドと一緒でリールにもパワーを表す目安があります。2500番などの表記がパワーにあたります。一般的に言われているのが、渓流だと1000〜1500・ブラックバスだと1500〜2500・シーバスだと2500〜ぐらいが妥当だと思われます。・・・番というところが大きくなると楽に魚を引っ張ることが出来ますが、反面リールが重くなり操作性が落ちます。入門者は2500番で扱いやすいほうが有利だと思いますよ。  こちらで選んだ、シーバスリールを2種類あげますので、参考にしてみてください。  ・次はリールに巻くラインを選びましょう!
ラインとは、糸のこと。ライン選びは比較的簡単です。シーバスには、ナイロンという素材で太さが12ポンドをお勧めします。素材も色々ありナイロンを始め、フロロ・PE・コーティングPEなどさまざまです。ナイロンという素材は、いわゆる一般的な釣り糸になります。一番トラブルが少なく誰にでも扱える素材です。太さは12ポンドで問題なく魚を引き上げられると思います。2500番のリールに150mぴったり巻ける太さでもありベストマッチです。  こちらで選んだ、シーバスラインを2種類あげますので、参考にしてみてください。 ・最後にシーバスルアーを選びましょう!
一番悩むところがルアーです。釣る場所・季節によって大きく変わりますが、初めはフローティングミノーというルアーをお勧めします。フローティングミノーというのは、「沈まない」という特性を持っています。沈まないということは、ルアーを無くし難いということです。ルアーを操作することに慣れていないうちは、ルアーをよく無くします。操作に慣れてきたら釣果を楽しむためにも、色々なルアーを投げてみましょう!  こちらで選んだ、シーバスルアーを2種類あげますので、参考にしてみてください。

・小物もそろえて楽しさ倍増!
ロッド・リール・ライン・ルアーがあれば、釣りをはじめることは可能です。しかし、これだけでは完璧ではないんですよ!ラインを切ったり、ルアーを持ち運ぶケースが必要だったり。手元を明るくするランプなど・・自分にあったツールを選ぶのも一つの楽しみですね。  こちらで選んだ、ツールですので、参考にしてみてください。  ・もっと詳しく専門誌を読んで研究!
釣りに関わる書籍も沢山ありますので、初めて釣りを経験される方は、ぜひ読んでみて下さい。一目でも見ておくと釣果に差が出ますよ。
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