「釣れる」・「釣れない」の境目。釣りにおけるパターンとセオリーについて考える。

つりしろ編集長
ちょっと、タイトルから想像すると難しいような話を今回はしてみたいと思いますが、釣果に伸び悩んでいる人などには「ヒント」になると思います。

今回は、釣りの「パターン」と「セオリー」について考えてみる。
釣りの中でも、よく登場するこの2つの言葉。
まずは、この2つの言葉の意味を辞書で調べてみましょう。

単語の意味

  • 「パターン」:意味「型」
  • 「セオリー」:意味「理論」

と書かれています。
日常生活でも、「Aパターン」・「Bパターン」など使うことがある人もいると思います。
逆に「Aセオリー」・「Bセオリー」などは、使わないですね。
釣りの世界に話を戻すとこの言葉が使われる代表的な言葉に、捕食しているベイトに対して「XXXXパターン」などと表現していることがあると思います。

つまり、このベイトを捕食しているときは、「この釣り方(型)」が型にはまったやり方だよ!という意味合いになります。
そうなると、「パターン」に沿った釣りは端的に説明すると「型にはまった釣り方」ということになります。
みなさんこの言葉に、良いイメージを感じますか?
私は、なんか悪い印象を感じてします。事前に用意していたやり方というか、誰かがやっていることのような・・・・・・

そこで、この2つの言葉の過程を考えるとちょっとイメージが変わってきます

つりしろ編集長
この「パターン」という言葉が完成するまでに、「セオリー(理論を解明し)」→「パターン(答えの型を作る)」という過程が実際には存在していると思うんですよね。

そうすると、「セオリー」を知らずに「パターン」だけに頼った釣りは、「ワンパターン」という結果になる可能性が高いことになるような気がします。
その結果、シーバスで例えると「バチがいるが釣れない」とか「バチルアーを使っているんだけどな??」という結果になることもあるということです。
どうして、状況とイメージが合わないのでしょうか?運がなかったから?自然相手だからなの?
そのような結果を「良い方向に転換する」・「もっと楽しさを上げる」というためにも、「セオリー」を理解することに時間をかけたほうが有効ということにはならないでしょうか?
私もこの辺りに時間をかけることは多いですが、時には「ワンパターン化」することも多いです。
この記事を書きながらも、「あの時は・・・」と反省することが多いような気がします。

釣りのセオリーを知るために必要なこと

つりしろ編集長
この話の流れだと、釣りのセオリーが皆さん(私も含めて)知りたいところになってくると思います。

私自身もこの答えに何年間も時間を費やしてきましたが、一つだけわかったことがあります。
セオリーを知るために「本」・「生態」なども学習しましたが、実釣ではあまり手ごたえがありませんでした。
(状況を判断する材料には、大いに役立ちます。)
あくまでも私自身の答えではありますが・・・・・

つりしろ編集長
その方法とは「すべての方向にルアーを投げる(プレゼンテーションする)」ということ。

つまり、エリアは限定した状況下(目の前のフィールド)で、「360°」右も左も、表層もボトムも中層も調査するということです。
例えば、表層を基本とする「xxxxパターン」なのにボトムも狙うということです。
この方法は、時間もかかるし答えもなかなか出ません。
けど、魚がいる場所のセオリーを見つける可能性は高まります。
なぜ、このような結論に至ったのかは、「釣れる場所」を見つける方法を知っている人が、「うまい釣り人」だと私は思っているからです。
「釣れる場所を見つける方法を知っている人」は、人から情報をもらったりしません。
じゃ何から情報をもらっているかといえば、釣り場から得る情報です。
この情報を蓄積するためにするべき行動が、最初に書いた「すべての方向に投げる(プレゼンテーションする)」ということになります。
なので、だれでも始められ、いつでも始められるのです。
そして、「釣りがうまくなる」のです。
もし、釣り場に今日・明日・明後日かもしれませんが行く機会があれば、ぜひ実践してみることをお勧めします。
そうして、自分の「パターン」としていろいろな人に自慢しましょう!
多くの「実力者アングラー」は、この「パターン」を自分の実力を表すものとして表現しています。
ここの場所は、今の時期「表層がいいよ」とかね。こんなカッコいいこと、私もやりたいです!
簡単なこと。でも難しい。「セオリー」を探すことが、釣りの醍醐味なのかもしれない。
次につながる、フィッシングライフを楽しんでいきましょうね。

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