【ピットブル8+】シーバスなら熱に強いPEラインが激オススメ

最近、釣り具の進化が止まらない!2021年の釣りフェスでも気になるPEラインがいくつか登場している。今回は、その中からのピックアップしたPEラインではないが、昨年登場した「熱に強いPEライン」を実釣で使っていくことにした。

熱に強いPEラインとは「切れにくい」ってことと同じ意味

PEラインの一番の弱点は、「熱」。PEラインに熱が加わるとPEラインが弱ってしまう。これは、PEラインに採用している材質の特性から「どうしても免れない事実」なのである。

シマノの優秀なPEラインのピットブル8に新たな技術を織り込んだ「ピットブル8+」

基本的なスペックは、すべて満足するレベルに達しているベーシックPEラインの「ピットブル8」。私自身も発売されてから何度も使っている、信頼ラインとなっている。

そんな、高信頼PEラインの「ピットブル8」にプラスアルファ的な機能が備わったら「試してみたくなる」のは当然なのだ。
しかし、焦りは禁物。実際に使う前に「ピットブル8」と「ピットブル8+」の違いについて解説する。

PEラインの「ピットブル8」と「ピットブル8+」を比較

「ピットブル8」と「ピットブル8+」の違いについて、比較してみる。公式サイトからスペックなどの詳しい情報を比較。今回はPEライン「0.8号」で比較する。

「ピットブル8」と「ピットブル8+」
「ピットブル8」の公式スペック
「ピットブル8+」の公式スペック

「ピットブル8」と「ピットブル8+」の価格差

やはり一番気になるのは、「ピットブル8」と「ピットブル8+」の価格差。いくら高機能になったとは言っても、あまりにも高くなってしまってはどうもこうもない。定価と実売価格を含めて比較してみる。

「ピットブル8+」パッケージに高級感がありますね
「ピットブル8」おなじみの青いパッケージです

公式サイトから見る価格差は?

PEライン「0.8号」で以下の定価が設定されている。

「ピットブル8」2180円
「ピットブル8+」2830円
定価

両者の差額は、「650円」。約1.3倍「ピットブル8+」の方が高い金額が設定されている。

販売サイトから見る価格差は?

「ピットブル8」1573円(2021/1/27現在)
「ピットブル8+」1955円(2021/1/27現在)
販売価格

両者の差額は、「382円」。約1.25倍「ピットブル8+」の方が高い金額が設定されている。
このことから、実売価格上では「若干ではあるが価格差が減っている」ことが分かる。調べてみた限りだと、「Amazon」で購入するのがもっとも安く買えそうだ。

「ピットブル8」と「ピットブル8+」の最大強力差

熱とは関わらないが、PEライン自体の「強さ」を比較してみる。

「ピットブル8」スペック
「ピットブル8+」スペック
「ピットブル8」18.3lb
「ピットブル8+」18.5lb
強度

上記のスペックを見る限りでは、「誤差レベルの違い」である。特にPEラインは、公式サイトの強度はあまりあてにならないことがあるので、参考程度にしたほうがいい。

「ピットブル8」と「ピットブル8+」の採用技術

「ピットブル8」にどのような技術を新たに取り込んだものが「ピットブル8+」なのだろうか?これらの技術を比較してみる。

「ピットブル8」の採用技術
「ピットブル8+」の採用技術

「ピットブル8」の採用技術は?

  • IZANAS
  • VT工法

上記の技術で「PEライン自体の強度が決定する」と考えて差し支えないだろう。特にVT工法が特徴的だ。

「ピットブル8+」の採用技術は?

  • IZANAS
  • TOUGH CROSS2
  • HEAT SINK
  • VT工法

「TOUGH CROSS2」と「HEAT SINK」が「ピットブル8」に比べて追加されている技術。「VT工法」のロゴがなくなっているが、実際は採用しているので安心です。

「TOUGH CROSS2」は、「強度」・「感度」の向上
「HEAT SINK」は、「熱対策」

「ピットブル8」と「ピットブル8+」の採用ラインカラー

「ピットブル8」と「ピットブル8+」は、採用しているラインカラーにも違いがある。これは、好みによるがあまり気にしなくていいだろう。

「ピットブル8」ライムグリーンとスーパーブルー
「ピットブル8+」5カラーとトレーサブルピンク
ラインカラー

「ピットブル8」ライムグリーン
「ピットブル8+」トレーサブルピンク
なぜ?なのか分からないが「ピットブル8」と「ピットブル8+」では、スプール径に違いがあった

私の実釣検証では「シーバス」と「青物」と「ロックフィッシュ」で使ってみる予定

「熱に強い」PEラインということで、一番気になるのはやはり「青物」での利用。走られる可能性が高い青物での利用が一番効果を体感できるような気がしている。
あとは、シーバスでの利用も考えている。シーバスでは「感度アップ」の効果がどれほどなのか?検証したいと考えている。私は、「ピットブル8」を使い込んでいるので違いがあれば「体感」出来るはず。今後、詳しい検証結果が出たら改めてご報告したいと思います。

投稿者プロフィール

つりしろ編集長
つりしろ編集長
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります!

関連記事一覧