諦めないランクアップ術!グリスで自分のリールを「しっとり巻き心地」仕様に変身させる

つりしろ編集長

純正以外で釣りで使うリールのアップグレードにチャレンジしてみます!

初めに、今回の内容は「純正以外の製品」を使ったカスタム内容になっています。ご自身のリールへの採用は、各自で判断してください。あらかじめご了承願います。

自分のリールを手軽にワンランクアップしたシルキーな巻き心地にしたい

最近リールの記事をいくつか公開しましたが、その中で一つ試してみたい内容があり並行で検証してきました。
内容としては「自分のリールを手軽にワンランクアップしたい!」検証した結果も良好だった為、今回お勧め内容として書きたいと思います。

「巻き心地がしっとり」になる「極圧グリス」をリールのラインローラーやギアに使う

「巻き心地がしっとり」にするために、汎用の極圧グリスをリールの回転部に注油する。今回使ったグリスは、「Omega 77 多目的極圧グリス」。このグリスの特徴は下記の通り。

Omega 77 多目的極圧グリスの特徴

  • 独自の粘着性があり、またシール性にも富んでおり回転などによる飛散が少ない。
  • -7°C ~ 149°Cの環境下でも性能が変わらないグリス。
  • 極圧グリスの為、魚のやり取り時に力が掛かっても潤滑性能が落ちない。(自動車並みの荷重に対応)

この「Omega 77」は、グリス自体の「シール性」が高い。つまり「防水」・「防塵」性能が高いことを意味している。また、回転による飛散が少ないので常に回転しているリールには、相性ばっちりだと思ったわけ。
実際にリールに使ってみたら、ビンゴ!リールが生まれ変わったような巻き心地に変身しましたよ!(個人的な感想です)

リールに耐久性を求めるなら型番違いのグリスもおすすめ

Omega 77は、「しっとりした巻き心地が特徴」ですが「リールを海水や過酷な環境下から守りたい!」って釣り人は、「Omega 57」がおススメです。Omega 77に比べて、シール性が高くなっています。水しぶきがリールにかかるシチュレーションではOmega 57もありですね。デメリットとしては、若干巻き心地が硬めになってしまいます

シマノストラディックに「Omega 77」を注油してみる

前回、ラインローラーなどの清掃をしたシマノストラディック。記事には書かなかったが、前回掃除したついでに今回の「Omega 77」を注油していた。商品の性能をレビューするため、清掃後10回ほどの釣行に出かけた結果が今回の評価になる

初めに「Omega 77の総評」からご報告

Omega 77を使ってリールの注油を行うと「しっとりした巻き心地」を体感できます。この評価は、私自身の個人的な意見になりますが、「純正グリスとは一味違った巻き心地になるのは間違いないです。」この巻き心地自体は、個人の好みがあると思うので何とも言えない所はありますが、少なくとも私は好きな感触です。
あと、純正グリスより「価格が安い」のも見逃せない点ですね。

Omega 77を使って注油できるリールの箇所

  • ラインローラー
  • ベアリング
  • メインシャフト
  • リール内部ギア

「Omega 77」を使って注油する場合は、「ドラグなど」には注油しないでください。「Omega 77」に限らず、ドラグシステムには専用のグリスやオイルが存在するため、そちらをご利用ください。また、メーカーによるメンテナンス指定がある場合は、その内容に従ってください。

参考までにシマノのリール注油マニュアルを載せておきます

Omega 77をストラディックに注油してみる

Omega 77 多目的極圧グリスのパッケージ
Omega(オメガ)シリーズは、「22」・「57」・「77」・「99」があります。
Omega 77のグリスの色は「赤」
綿棒などにグリスを取って注油すると汚れなくてよい
ラインローラーへの注油
リールからラインローラーを外して、少量グリスを注油する
メインシャフトに注油する
綿棒を使って、塗る感じ。少量で十分です。

リールを「しっとり巻き心地仕様」にできる多目的グルスはオススメ

純正のグリスに比べて、「粘着性」が強く飛び散りが少ないのでグリスの効果が長続きします。今回は、オーバーホールを行わず手軽にグリスアップできる個所のみに注油しましたが、リール内部のギアにも注油すればさらに効果は高いでしょう。もちろん、ベイトリールへの注油も対応してます。今回は検証しませんでしたが、ベイトリールへの注油の方が巻き心地が大きく変わるかもしれません。気になる人は、チェレンジしてみてください。

リールのメンテナンスにお勧めなドライバー

投稿者プロフィール

つりしろ編集長
つりしろ編集長
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります!

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