【ダイワ】意外と知らない純正グリスを使ったリールのドラグメンテナンス方法
純正グリスを使ったダイワリールのドラグメンテナンス方法はこれ。
今回は、ダイワスピニングリールのドラグメンテナンス方法のご紹介です。初心者のみならず、ドラグのメンテナンスについては、数年に一度ぐらいのペースだと思うので「どうだったかな?」と思う人も参考にしてもらえればと思います。
まずは、ドラグ仕組みについて?
最初に「ドラグの仕組み」について、簡単に説明します。ドラグが稼働すると「カチカチ」と音がするので、機械的な仕組みのように感じますが実は、フェルトの摩擦によって抵抗を発生させています。フェルトとは、繊維でできた布のようなものです。皆さんがよく知っているあのフェルトです。
そのフェルトを洗浄して、グリスを塗りなおす作業が、ドラグのメンテナンスになります。機構的には単純な仕組みですので、定期的なメンテナンスが必要になるのがドラグの特徴です。簡単に覚えたい場合は、「ドラグ=フェルト」と認識してもいいかもしれないですね。
合わせて行いたいメンテナンス
ドラグのメンテナンス時期
明確なドラグのメンテンナンス時期は、下記のような場合ですがこの状況になる前に定期的なメンテナンスをした方がいいでしょう。ドラグは、メンテナンスの費用はそれほど掛からない場所です。
- ドラグが効かず最大ドラグにしてもスプールが回る場合
- スプールがスムーズに回らない場合
ダイワドラグメンテナンスの注意点
まず初めに必ず守るべき内容は、「お持ちのリールに合ったドラググリス」を使うことです。ドラグシステムについては、「特殊なグリスを採用」しており指定のグリスを使わないと本来の性能を発揮できません。各メーカーともドラグについては、性能を維持するために特別な機構を採用されている為、注意してください。
ダイワのドラグメンテナンスで用意するもの
ドラグメンテナンスについては、下記のものがあればできます。ダイワ用として特別に用意するものとしては、「ダイワ純正トーナメントグリス」になります。
- ダイワ純正トーナメントグリス(ドラググリス)
- パーツクリーナー(低攻撃性)
- 綿棒
- ペーパータオル
ダイワリールのドラグメンテナンス手順
リール本体からスプールを外す
スプール内のドラグ留め具を外す
スプール内のフェルト・ワッシャーを順番に取り外しペーパータオルに並べる
外したフェルトとワッシャーをパーツクリーナーで洗浄
スプール内汚れを洗浄
乾いたらフェルトにグリスを注油する
スプールにフェルト・ワッシャーを順番に戻して留め具を付ける
ドラグの動作に問題がないか?チェックして終了
ドラグの性能維持は、釣果に直結するから大切
リールの巻き心地などは、快適性につながることだけどドラグは釣果に直結する。ドラグがスムーズに回ることで、はじめて大型の魚を釣り上げることができるのだ。意外と気にしていないことが多いリールのドラグ。この機会に一度自分のドラグを見直してみるといいかもしれない。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 河口・河川2024年5月4日【ランカー】リベンジ成功!〇潮に釣行するだけで初春の河川シーバスを攻略できる
- タックルボックス2024年5月3日雨だけじゃなく磯やサーフでも水から守ってくれる完全防水バックが使いやすい
- 釣り車2024年4月21日【鏡面】20年落ちの釣り車でも新車のような輝きを30分で実現できる!
- 釣り用ウェア2024年4月20日これからの雨の日も快適に!ゴアテックスで始める快適フィッシングライフ