1年には1回リフレッシュ!リールのラインローラーベアリングを安価に高性能&新品へ
あなたのリールは、シュルシュル音がなっていないですか?もしかしたら、原因は「ラインローラー」かもしれません。
誰もが経験する、釣り人の悩みそれは「リールのシュルシュル音」。必ずっといっていいほど、新品から約一年ぐらい(使い方、状況によって変わる)でリールから異音が鳴り出します。
みなさんも今お持ちのリールから異音はしないでしょうか?多分異音がする方が大半だと思います。
今回は異音がリールのラインローラーの場合のリフレッシュ方法
リールからの異音の原因は、「複数」あります。今回は「ラインローラー」が原因の異音に対してのリフレッシュ方法のご紹介です。
ラインローラーのメンテナンスは2種類ある
ラインローラーの清掃
以前ご紹介したメンテナンスナンス方法なんですが、「清掃」と「グリスアップ」で異音を解消する方法です。基本的には、今ついているパーツを活用する方法です。
ラインローラーのベアリング交換
今回は、ベアリングの交換でリフレッシュする方法です。ベアリング交換でも 「清掃」と「グリスアップ」 は必要になりますが、一番異音の原因になりやすいベアリングを新品に出来るので圧倒的に改善する方法です。
交換するラインローラーベアリングは?
今回は、ラインローラーのベアリングを純正品ではなく、汎用品の「高耐食ベアリング」へ交換します。汎用品のベアリングは、下記2点のメリットがあります。
- 純正品に比べて安価
- 性能を自由に選べる
今回はシマノレアニウムCl4C3000のラインローラーのベアリングを交換
今では使っていないリールだけど、これから再投入しようと思っている「 シマノレアニウムCl4C3000 」。今回は、このリールに合うラインローラーのベアリングの互換品を購入します。
サイズの確認方法は、お持ちのリールのメーカーサイトにて下記のようなマニュアルを確認してもらえれば早いと思います。この番手ぐらいのリールサイズだと、このベアリングサイズの時が多いと思います。
購入したベアリングは日本製「NSKマイクロプレシジョン株式会社」
「NSKマイクロプレシジョン株式会社」製の「SMR74A2−H−X1ZZ」です。リールによく採用されている「DDL-740ZZ」と同じサイズになります。ちなみにサイズは、「内径4mm 外形7mm 幅2.5mm」です。
キャストップは従来のステンレス鋼SUS440C 以上の耐食性を示す新開発材料TBN-6H に独自の熱処理技術で、耐荷重性能を実現したベアリングです。塩水にさらされる船舶や釣具、消毒液を使用する医療機器等の酸性・アルカリ環境に抜群の性能を発揮します。
http://www.nskmicro.co.jp/products/bearing/casstop.html
塩水に強い!「SMR74A2−H−X1ZZ 」ベアリングは一個300円ぐらい
このベアリングは、とにかく「高耐食」な特徴を持っています。塩水にも強いので、リールにはピッタリなベアリングだと私は思います。しかも、一個300円ぐらいで購入できます。純正は1000円を下らないので、純正と比べると安く購入できると思います。
楽天だと300円台で購入可能ですね。
Amazonだと2個セットで買うと安くなりますが、1個あたり500円ぐらいってところです。
「Yahooショッピング」でも「300円台」で購入できたと思います。値段だけなら「楽天」もしくは「 Yahooショッピング 」がお得だと思います。
実際にラインローラーベアリング交換してみる
ベアリング交換を実際にしてみるが、清掃などが必須な作業になるので基本的には下記を参考にしてもらえればと思います。
今回交換予定の自分のシマノリールの状態
実は、このベアリングを交換する前にあまりにも異音がするので、一度「上にも書いてあったメンテ」を行った。その効果もあり、異音については無くなったがせっかくなので今回のベアリング交換を実施した感じ。今のベアリングの状態を確認してみる。
こんなに腐食していたのでベアリング交換の効果はバツグン
ベアリングの交換自体は、それほど難しくない。必ず準備してほしいのは、ラインローラーの組み立てに困らないように説明書を用意しておくこと。これがあれば、ほとんどの人が出来ると思うけど自己責任で判断してください。
ラインローラーを外してベアリング交換
300円ベアリング交換後は「無音でスムーズに回転」を体感できる
上でご紹介した「Omega77」のグリスアップだけでもかなりスムーズに回るのだが、今回は新品のベアリングに交換したので当たり前だがチョースムーズに。値段も300円ぐらいなので、一年に一回交換しても全然余裕の値段。
ラインローラーは、むき出しになっている部品なのでとにかく劣化しやすい部分。これが300円でリフレッシュできるのだから使わない手はないだろう。高耐食については、長く使っていかないと分からない部分だがかなり期待できそう。皆さんも、純正ではない部品でのメンテナンスだけど安く高性能化したい人は、一度試してみる価値があると思いますよ。
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