穴の開いた浸水ウェーダーを100均アイテムで修理は可能なのか?
サーフや干潟などので釣り人が利用する「ウェーダー」。
ウェダーを使っていると必ず訪れるのが「ウェーダーへの内部浸水」。
ウェーダーの劣化やルアーフックが刺さり穴が開くケースなど、色々な理由によりウェーダーに水が入るようになると思います。釣行回数にもよりますが、20回程度使うと何かしらの不具合に遭遇すると思います。
ウェーダーの修理にはいつくかの選択肢がある
穴が開いたとかソールが取れたなどウェーダーを修理するときには、いくつかの選択肢があります。下記にその選択肢を上げてみます。
- メーカーに修理を依頼する
- 新しいウェーダーを購入する
- メーカーの修理キットを購入し自分で修理する
- 自分でDIY修理する
今回は、手軽に安く修理できる「自分でDIY修理する」方法をご紹介します。その中でも100均のアイテムを使った修理方法を試してみます。
参考までに、「メーカーの修理キットを購入し自分で修理する」場合は、下記のようなアイテムがありますので、参考にしてみてください。
100均ダイソーの自転車パンク修理セットで直してみる
ゴム素材のウェーダーなら、自転車の修理キッドでも直せるはず?と、ある意味チャレンジな内容だが実際に直してみる。ある程度注意点があるので、そこは自己責任でやってみてください。
ウェーダーの補修部分の素材で出来る。出来ない。がある。
ウェーダーのどこの部分から「水漏れ」しているのか?によって、今回の方法が使えるケースと使えないケースがあります。基本的に「ゴム素材」の部分に利用できます。お持ちのウェーダーが「何の素材」で出来ているかを事前に調べてください。ちなみに「ネオプレーン素材は対応していません」。
ウェーダーは修理は基本裏から行う
ウェーダーの修理や補修は、裏から行いますので「裏側の素材」が重要になります。先ほど調べた内容と実際のウェーダー裏側の加工が違う場合もありますので、その点は注意が必要です。
今回は「小さい穴が付いた」ピンホールの補修する
自分のウェダーにルアーのフックで穴が付いた状態「ピンホール」を今回は補修する。もちろん補修に使うアイテムは、「ダイソーの自転車パンク修理セット」。それでは実際の手順を説明します。
まずは、穴の開いたピンホールの位置を確認
まずは、穴の開いている位置を確認します。水を入れて確認する方法など色々ありますが、私は修理の際に「目視で確認」します。これは、お好みがあるのでご自身に合った方法で見つけてください。
穴の開いた場所の裏面をひっくり返す
この作業が意外と大変です。裏から見るとなかなか穴が見つからないケースが多々あります。私の場合は、表から手で穴をつまんだ状態で裏からも手で表からつまんでいる自分の手をつかみます。そうすると、裏から穴をつまんだ状態になりますので、そのままひっくり返します。そうすると、穴が見つけやすくなると思います。
付属のサンドペーパーで足付け。ここは、お好みかな
パンク修理セットに付属している「サンドペーパーで足付け」します。これは、私の場合物に何かを密着させようする場合に「足付けしたほうが良い」と思っているからです。しかし、お持ちのウェーダーとの相性がありますので、各個人での判断をお願いします。
付属のボンドを付けて10分ぐらい待つ
ここが最大のポイントかな?付属のボンドがあるんですが、「すぐに接着せず、完全に乾くのを待つ」のがポイントです。付属の説明書にも書いてあるので、注意しましょう。
パッチを穴の中央に来るように接着
ボンドが乾いたら、ゴムパッチを接着。圧着できるように、「プラハンマー」などで叩いてあげるといいと思います。この時点で、圧着できないようでしたらお使いのウェーダー素材にパンク修理キットが対応していないと思います。
透明なビニールを最後に剥がし丸一日乾燥を待つ
後は、ひたすら乾燥を待つのみ。パンク修理キットは、伸縮性に優れているのであまり心配はいらないのですが、気になる方はゴムパッチの周りを接着剤でくつっけるのもいいでしょう。
複数穴がある場合は、この作業を繰り返してください。あとは、気長に乾燥を待って実際の釣行で使てみてください。
お持ちのウェーダー素材が対応しているのであれば、非常に簡単な修理方法なので、チャレンジ精神で試してみる価値もあると思います。
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります!