釣り車パジェロミニを車中泊仕様にイレクターパイプでベットを作成(前編)
自分の愛車と旅に出たい。そんな欲求皆さんありませんか?
旅をしながら釣りをする。誰もが憧れるそんな生き方をするために、前回購入したパジェロミニを車中泊仕様にカスタマイズする。
今回は、定番中の定番。イレクターパイプを使って、車内をフラット化したあと板を設置して車内で寝れるようにする。車内が狭いパジェロミニだが、工夫してなんとか作ってみる。
初めて私も作成するので、車中泊やイレクターパイプなど気になる人の参考になるように書いていきます。
手順を出来るだけ詳しく書いているので、「前編・後編」でお送りします。
この記事を書いている時点で、実際に車中泊を4泊しましたが「100点以上」の快適性です。かなりオススメ間違いなし!
イレクターパイプでベットを作る手順
色々なブログ等でイレクターパイプのネタが公開されていると思いますが、初めて作成する方向けに出来るだけ手順を細かく書きたいと思います。
イレクターパイプベット完成までの全体の手順
- 座席などを限界までフラット化した後、自分の車の内寸をメジャー測る
- おおよそのイレクターパイプ用の図面を作る
- イレクターパイプとパーツを購入する
- イレクターパイプを寸法に切断
- 車内でイレクターパイプの寸法を仮合わせ
- 寸法が良ければ、接着剤でパーツ固定
- 車内にイレクターパイプを設置し、天板のOSB合板の寸法を決める
- 天板のOSB合板を購入。カットはその時にお願いする。
- 車内にOSB合板を仮置きし余計な角などあったら、調整する。
- イレクターパイプとOSB合板を固定するパーツを付ける
- 完成
実際にパジェロミニに合わせたイレクターパイプベットを作成
座席などを限界までフラット化した後、自分の車の内寸をメジャー測る
イレクターパイプベットを作りたい車の座席など限界までフラット化した状態で、内寸をメジャーで測る。この時、パイプの脚などを立てる部分については、慎重に測っていく。設計よっては調整できない場合もあるので、しっかり調べましょう。2m以上を測れる金属のメジャーがいいです。
おおよそのイレクターパイプ用の図面を作る
最初は、現物合わせで作ろうかと思っていたけどうまくできる自信が無いため、設計書を軽く作ってチャレンジした。結果的には、設計書は作る時や購入するときに大変役立ったので、間違いなく設計書を作ったほうが良い。下記が設計書。他の人の参考になるかもしれないので載せておきます。
設計書を見てもらえると「半端な数字」が多いと思う。その理由は、ジョイントの寸法も考慮するとパイプ自体は半端な数値になってしまう。あと、イレクターパイプ自体は、「内寸ギリギリにする必要はない」。あくまでもベットの板を乗せるための台座なので一回り小さく作って問題なし。
イレクターパイプとパーツを購入する
今回は、近所のカインズでほぼパーツは購入しました。ですが、イレクターパイプをカットする道具があるのですが、カインズで購入すると「4000円ぐらい」します。ちょっと高いのでパイプをカットするパイプカッターは、Amazonで購入しました。下記を使ってカットしましたが、ぜんぜん問題ないです。あと、100均でもパイプカッターが売っていますが、細いパイプしか切れないのでおすすめできません。
あと、私の場合ミリタリーカラーにこだわっているのでカラーは「グリーン」をチョイス。
Amazonなどのネットでもイレクターパイプは購入できます。
イレクターパイプを寸法に切断
ここの作業が一番大変です。逆にここを乗り越えられれば、他は大丈夫でしょう。
設計図を見てもらえるとわかるんですが、かなり半端な寸法です。その理由は、ジョイント部分のサイズも考慮してカットしていく必要があるからです。
なので、車内の内寸を計測してもそのままのサイズになりません。これが一番難しいポイントになると思います。
後イレクターパイプのカットですが、購入したAmazonのパイプカッターで問題なく切れました。パイプに長さがある時は、それほど苦戦しませんでしたが短いパイプを切断するときは力が入りずらいので注意が必要です。あと、必ずゴム付きグローブなどを使って怪我に注意しましょう。
車内でイレクターパイプの寸法を仮合わせ
一旦仮組して、車内でフィッティングを見てみます。無理なく設置できることを入念に確認してみてください。ちなみにパジェロミニにイレクターパイプベットを設置する為には、ラゲッジルームの床下収納ボックスを取り外す必要があります。これは、ねじ止めされているだけで簡単に取れます。その後に鉄のボディに直接設置する形で問題ないと思います。
寸法が良ければ、サンアロー接着液でジョイントとパイプを接着
仮設置が終わったら、いよいよ各部品を接合していきます。この接着剤ですが、一度乾いてしまうと外すことができません。なので、事前のフィッティングは入念に確認しておきましょう。接着方法は、ジョイントとパイプの間に液体状の接着剤を流し込みます。乾燥するまで、固定しておきましょう。
あと、今回脚になるパイプは「接着していません」。外せるようにして、使わない時は、コンパクトに収納できるようにしています。
ここまでが前半の作業になります。
ここまで進めば、イレクターパイプの部分は完成したかと思います。あとは、ベットになるOSB合板を設置すれば完成です。夢の車中泊仕様にするまで、もう少しですので皆さんも頑張ってみてください。
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります!