【実証!】なめたネジの外し方はどうするか?僕の釣りバイクメンテナンスで問題が発生した!
僕の相棒、釣り用バイク「D-トラッカーX」。定期メンテナンスのブレーキパッド交換をいつも通り実施していたら・・・・・
定期メンテナンスのブレーキパッド交換を実施中に問題発生!
前回のブレーキパッド交換から「約10,000km」走行。そろそろ、パッドの残量も少ないと思い恒例のブレーキパッド交換。
手慣れた作業なので、最後の「ネジの締め付け」まで問題なく作業が進行した。途中で「パッドピンが摩耗している」ことに気がつたけど「紙やすり」で応急処置。
まー問題ないだろうと、最後のネジを締め付けていたら・・・・・「ヌルッ」って感触が。嫌な予感・・・・・
ブレーキパッドピンの六角穴を「なめて」しまった!
しっかり、レンチをかけて締め付けをしていると思っていたけど、甘かったのか?結果的に六角穴をなめてしまった。ブレーキパッドピンのレスキューを試みてみたが「どの方法も効果なし」。
ネジはビクともしません。
これは、困ったことに・・・・・
ちなみにレンチは「トルクレンチ」でしっかりトルク管理しております。
ダメもとでネジ外し用ビット「ネジモグラ」と「バズーカ」を購入
どうしてもなめたネジを救出したい。色々な方法があるがネジ外しで定評のある「株式会社エンジニア」の「ネジモグラ」と「バズーカ」をAmazonで急遽取り寄せた。この事件が発生したのが「土曜日」なので、明日の日曜日中にはこの問題を解決したい。そうしないと「平日の釣行」に影響が出てしまうからだ。
ネジザウルス「ネジモグラ」と「バズーカ」の違いとは?
今回、「ネジモグラ」と「バズーカ」の2種類を購入。なぜ?2種類購入したか?は、ネジ山の状況によりの取り外し能力の違いがあるからです。
「ネジモグラ」と「バズーカ」の違い
- 「ネジモグラ」→【軽症用】
- 「バズーカ」→【重症用】
私がこの製品自体を始めて購入するので、「軽症なのか?重症なのか?」よくわからなかったので、2つとも購入しました。ちなみにネジ山のサイズによって製品が分かれているので、購入時は注意してくださいね。
今回購入したのは「六角穴5mm用」の「ネジモグラ」と「バズーカ」と「バズーカグリップ」
ブレーキパッドピンの六角穴のサイズは、「5mm」。このサイズは、事前に調べておきましょう。あと重要なのは「バズーカグリップ」も併せて購入すること。グリップが無いと「手で回す」ことができません。電動工具など持っている人は、グリップが無くても大丈夫ですが手で感触を確かめながら外すのが良いと思います。
お得なセット販売もあります。
最初に軽症用「ネジモグラ」を使ってネジを外してみる
最初に「軽症用ネジモグラ」を使ってネジの取り外しにチャレンジしてみる。これで外れないようなら「重症用バズーカ」を使ってみることとした。
「軽症用ネジモグラ」の使い方は、簡単でネジ山に先端を強く押し付けて「回すだけ」。これだけで、ネジが外れるというから驚き。
ちなみに「重症用バズーカ」は、叩き込む必要があるのでネジモグラよりは使い方が難しい感じですね。これはこれで面倒くさいので、ネジモグラで外れて切れればいいのですが・・・・
ドキドキしながらネジモグラを回してみると・・・
手から伝わる感触は、「ネジ山に食い込んでいる感が満載」。しかし、ネジ自体が折れてしまうような感触も強い。ここで、ネジが折れてしまうと問題が大きくなってしまうので、祈りながら「力を込めると」・・・・「バキ!」って音がした。「取れた?」「折れた?」どっちなのか?恐る恐る確認すると・・・・
「緩んでいる!」
ここで「ガッツポーズ!」。
どうにか最小限の手間で救出できた!凄いぞ「ネジモグラ」。
ブレーキパッドピンは新品に交換した
なめたネジ山のブレーキパッドピンは、再利用不可能。なので、Amazonで同時に新品のブレーキパッドピンも注文しておいた。今回のブレーキパッドピンは、「腐食に強いステンレス製」。値段は少々お高いが、高寿命ってことで先行投資しましたね。
最後に慎重にネジを締め付けて、交換完了。
なんとか短期間と大事に至らずネジを取ることができた
ネジ山を「なめる」とどうしても外れないことが多いです。試行錯誤するうちに「ネジ山の悪化」がさらに進むことが多いです。そうなる前に、「ネジザウルスシリーズ」を試してみることをお勧めします。私のようにあっさり取れるケースも多いと思いますので、頭の片隅に入れといてもらえれば良いかなと。今回は、バイクでしたが、釣具や車や色々なネジに対応出来ると思います。
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります!