ブレーキパッド気にしてますか?釣りバイクの安全確保メンテナンス

つりしろ編集長
安全第一な、「つりしろ編集長」です。

かれこれ4年で38000キロ走破しそうな、わが愛車「D-TrackerX」。
タイヤ交換したり、洗車したりとても手がかかるけど、頼もしい相棒です。

今回は、トータル2回目になるけどバイクの「ブレーキパッド」交換をやってみます。
前回も、自分で交換したので何となく覚えているけど、忘れたところも多いかな?

思い出しながらやってみましょう!

まずは、交換するブレーキパッドを準備

つりしろ編集長
今回は、前後のブレーキパッドを交換します。

交換するパッドは、「純正」ではなく「デイトナ」のブレーキパッド。

特に「赤パッド」と呼ばれるブレーキパッドは、本当にお勧め。ブレーキング時の安定性が全然違います。純正には、もう戻れないくらいに安全に止まれます。

ただ、パッドの減りが速いので定期的に減り具合をチェックする必要はあるので、そこは手間になるかもしれません。

あと、同じデイトナから出ている「ハイパーシンダードパッド」。
こいつは、耐久性が強いパッドになります。制動力なども考えてこいつは「リアパッド」に使うことにしました。

でもって今回構成としては、

  • フロント:デイトナ 赤パッド
  • リア:デイトナ ハイパーシンダードパッド

あとは、組付けグリスとして

  • ブレーキパッドグリス
  • シリコングリス

を用意。それで、パッドを交換していきます。

初めにリアパッドから、交換開始

車輪が付いている乗り物は、ほぼフロントブレーキで停止している感じ。なので、交換時にトラブルが発生しショップなどに持ち込むことになった場合、フロントブレーキが稼働していれば持ち込める。
そんな、理由もありリア側から交換を開始。

「サービスマニュアル」を読むと、キャリパーを外さなくても「交換可能」と書いてあるのでパッドピンを外して交換。
ブレーキパッドについては、簡単に外れた。

外れたパッドは、このくらいの残量。

そのあとは、ピストンをきれいに磨く。最初に磨いておかないと、ピストンを戻したときにシール類に傷が入るかもしれないので、必ず清掃から始める。
その後、パッドにブレーキパッドグリスを塗ってブレーキピンにシリコングリスを塗る。

ブレーキピンは、消耗品なので曲がり始めたら交換だけどまだ使えそう。

その後とは、外した逆の手順で取り付け。

ちなみにブレーキピンは、「17N・m」で締め付け。

これで完了。あとは、ブレーキがちゃんと動作するか試運転。4kmほど走ったが問題なく動作し、異音等もなし。
これで、リアは終了。

次はフロントパッドを交換する。こちらは、ブレーキの要なので慎重に

こちらは、キャリパーを簡単に外せるのでまずはキャリパーを外す。
おっとその前に、ブレーキピンを緩めておく。キャリパーを外した後だと、ピンに力をかけにくいのでその方が簡単に作業ができる。

ブレーキピンは、汚れ・熱等で固着していることが多いから気を付けて。今回も、結構固着していました。

外したパッドの残量はこのくらい。

後は、リアの時と同じ手順で交換していく。
とにかく、汚れを落とすのが大切。ブレーキは、汚れが原因でトラブルになりやすい部分なのをしっかり覚えよう。

後は、グリスをしっかり塗る。しっかり塗るとは、いっぱい塗ることではなく「適正に散布」するという意味。
これが、ブレーキの状態を長持ちさせるコツだ。

最後にリアと同様、ブレーキがちゃんと動作するか試運転。
問題なく動作することは確認したが、100km程度は感触を試しながら安全運転。
「慣らし運転」とかよくあるけど、機械もそうだが「人間が慣れる」ことがさらに重要。

部品が変わった時は、フィーリングが違うのでこれが一番大切なところかな。

今回は、大きなトラブルもなく交換終了。
これでまた、自分のバイクが好きになりました!

投稿者プロフィール

つりしろ編集長
つりしろ編集長
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります!

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