2020年元旦だから「車を出て10秒」の誰もが行けるロックフィッシュへGO
2020年はじまりました。今年も、よろしくお願いします。
2020年は、何を釣りますか?何を目標にしますか?何を楽しみますか?
「んん。答えが出ない。とにかく楽しむしかないなって」
2日前に向かった磯。なんか、行き帰りがとっても大変なので車から近い場所がいい。
そんな感じで選んだのが、国道からちょっと入った「シャロー」。
しかも、「車を出て10秒」のポイント。だれでも、狙える場所でございます。
「だが!侮るなかれ。こんなポイントこそ、意外と誰も狙わない!?」ということで、1時間だけの釣行開始。
宮城県アイナメ釣行日時
釣行日:2020年1月1日(水)
場所(ポイント):宮城県気仙沼
時間:11:00~12:00
潮:中潮(干潮11:36)
水色:ささ濁り
波:1.5メートル予想(うねり有)
風:北~北東
「車を出て10秒」のポイントだけど、うねりの濁りが入っている
ポイントとしては、ワンドの最奥部。
水深だと深いところで、1mぐらいだろうか?とにかく、シャローなポイントなんだけど外洋のうねりの影響で濁りが入っている。
ホントの岸際じゃないと、「底が見えない」。こんな時は、「たぶん釣れない」。
アイナメに期待は薄いけど、何とかひねり出したい
厳しい時には、「秘策をだす」。その秘策とは?「いつも使わないルアー」を使うこと。
ゲームベストの片隅に入っていた「バークレー チガークロー3インチ(ブリーンカラー?)」。
何年前に買ったかは「不明」。しかも、その時に特価品「394円」です。
これを選んだ理由は、ただ一つ「黒っぽいから」。
濁りの中でも、シルエットをはっきり出したい。要は、「目立つから。ただそれだけ」。
広大なエリアだけど潮目を狙って反応を見る
ロックフィッシュとか「潮目を考えない人」が多いような気がするけど、私は気にします。
ロックフィッシュ系は、基本的にブレークについているのは「事実」。だけど、どのブレークが可能性が高いのかは?ある程度絞らないと、広大なエリアから探し出せないんだよね。
逆に、潮目が出ないような「流れが複雑じゃないエリア」はそもそも狙わない。
そんな感じで、ジグヘッド7gにセットして1投目。
ブレークにルアーが差し掛かると、「ドン!」。
なんと一投目で反応が!そのまま、ヒットに持ち込む。
魚を見ると真黒クロスケなアイナメが登場。
なかなかパワフルな引きを見せるが、パワーでキャッチ。
大体、「45cm」ってところかな?あまり大きくはないが、うれしい一匹。
これは!期待が持てそうだ。
このアイナメは、おいしそうだったのでお持ち帰り。
腹を裂いてみると、胃の中にベイトたっぷり。こんなベイトが沢山入ってました。
釣れたらポイント変更。さらにランカーサイズを目指す
早速釣れたので、ポイント変更。
釣れたら基本ポイント変えちゃいます。
「なぜかって?」
「他にもっと大きいの居るかもしれないから。」
とはいっても、大きく移動するわけではなく同じシチュレーションを攻めランガンする。
ドンドン、岸沿いにルアーを打ち込んでいく。しかし、反応がない。
そうこうしていると、このポイントの一番海側まで来た。
外洋に面している場所だが、「意外と波が高いことに」気が付く。
「嫌な予感がした!と思ったら、波がザパーン。」全身びしょ濡れになってしまった。
「ウェアもズボンもブーツもビショ濡れ」
これで、完全テンションダウン。
「もう、釣れたし帰ろう」ってことで、元日の釣りは終了となった。
年明け一発目の釣りは、見事釣れたけど最後は寒い感じでハッピーエンドとなりましたとさ。
ワンドの入りうちを狙い撃つ。これからシャローに入ろうとしているアイナメを狙う
このタフコンディションだと、「数は狙えない」ので大物狙いへと変更する。
大物を狙うなら、産卵に絡んだアイナメを狙うことになる。
そうなると、シャローの出入り口が産卵に絡んだアイナメたちの通り道になっているはず。
磯を移動し「ここだろう」という場所に移動する。
目視で海中のブレークもなんとなく見えるので、ブレイク付近にルアーを通す。
そうすると、根がかりのようなアタリ。一瞬「根がかりかな?」と思ったけど、ロッドが絞り込まれたので大物の予感。
ロッドが強いのもありすぐに足元までアイナメを寄せてきたが、手元まで抜けない「重さ」。
一段下の岩場まで、アイナメを抜きあげ下に降りてサイズを確認してみた。
パッと見たかんじ「一升瓶クラス」のように見えたが、測ってみると「50cm」は行っていない。
だけど、かなり太い個体だ。お腹には、卵が入っている様子。
弱らないうちに、魚は素早くリリース。
この状況でいい魚が釣れた。ほっと胸を撫で下ろしたところで「雨」が降り出した。
予報では、15時ぐらいからかなり強く雨が降るとの予報。
足場の悪い林道を20分も歩いてきているので、帰り道が不安になる。
本降りになると戻れない可能性もあるので、ここで釣行は終了とした。
車まで戻るとかなり強く雨が降ってきた。早めの撤収が功を奏した。ほんと良かった。
その雨が、12月31日の夕方まで降り続いた為2019年の釣行は、これで最後となった。
この一年、色々な魚が釣れたけどサイズより楽しく釣りができることに感謝したい。
2020年も無理せず、楽しい釣行を続けたらと願って2019年の釣りに幕を閉じました。
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります!