河川最上流シーバス調査。河口から30kmだけどもうシーバスは遡上していました

シーバスが気になる、「つりしろ編集長」です。
早いもので、3月になりました。
シーズン的には、いつもより早い感じですが「先行投資」は釣りに欠かせない行動の一つ。
時期的に釣れないのは、「分かっている」けど河口から30km付近の上流を調査してきました。

荒川最上流釣行日時

釣行日:2019年3月2日(土)
場所(ポイント):荒川最上流域
時間:22:00~0:30
潮:長潮(干潮21:38)
水色:濁りあり

最上流に到達しているベイトを知りたい

下流域では、このシーズンの「バチ抜け」の釣りを展開しているが、上流域ではまだバチ抜けをしない。
ある特定のエリアまでは「12月~」バチ抜けは、発生している。

多くのメディアでは、「東京12月~5月までバチ抜け」と公表されている。
特に河川のバチ抜けは、12月から見られるので間違いはない情報だが、細分化すると河川でも4月ぐらいから「バチ抜け」するところも多々ある。

今回のエリアでは、例年だと4月ぐらいからバチ抜けが発生するが、最上流に達するシーバスは「バチ」を捕食しない
推測ではあるが、最上流に向かうシーバスは「違うベイト」に興味があって移動しているのだろう。

釣れだすパターンを考えるとベイトは「ハク」のはず

シャローや、テトラ際をチェックしてみたが、肝心の「ハク」は居ないようだ。
ここで水温を測ってみると「11℃」もあった。
これは、例年と比べると非常に高い。河口付近と同じような水温。
もう少しベイトが居ないか?と探していると「手長エビ」が結構群れている。しかも、かなり成長している様子。

水温、ベイトの成長を考えると「かなりいい感じ」と思えるような状態だ。

上げの流れが出だすとベイトらしき「波紋」が出るように

流れが出だすと、何か泳いでいる波紋が出始めた
かなり小さな波紋なので、よくわからないがその波紋が出始めたと同時に単発「ボイル」が出るようになった。

少し沖合なので、フルキャストで届くか?届かないか?の距離
ボイルの感じから、しつこくベイトは追っているように見える。

何度か、ドリフトでルアーをボイルに入れていると何か魚信があったのでルアーを回収してみると「ダツ」が付いていた。


どうやら、このダツにシーバスが付いているようだ。ダツ?サヨリ?は動きが速いため、ボイルの移動も早かったことがうなずける。
しかし、ダツ系(細長い)についているシーバスをゲットするには、根気がいる。できれば「ハク」パターンで仕留めたい。

そんなことを思っているうちに、ベイトらしき影も消えてしまった。
時間も遅くなったので、今日はこのくらいの調査で終了。
シーバスが、最上流域まで到達していることが分かっただけでも、良しとしよう。

また、近いうちに狙ってみましょうかね。

 

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