格安ロッドでランカーシーバスは釣れるのか?バチ抜け釣行「#1」
釣り人ならだれでも誰でも憧れる「高級釣具」。高いものは、良い道具ということは「一目瞭然」だし所有感もある。しかし、釣りというジャンルは色々な年代や楽しみ方がそれぞれあると私は考えている。そんな考えもあって、「安くて良いもの」を探してみたいとの欲求から「格安ロッドでランカーシーバス」を釣り上げる挑戦を開始した。
前回お知らせした「1万以下のシーバスロッド」で初釣行!
内容を詳しく知りたい方は、下記記事を最初に読んでもらいたい。「メジャークラフト三代目クロステージCRX-902L」を購入し、今回初めて実戦で使ってみた。
東京都荒川バチ抜けシーバス釣行日
釣行日:2021年1月30日(土)
場所(ポイント):東京都内荒川
時間:18:00~22:00
潮:中潮(満潮18:12)
水色:濁り(東京河川平均濁り)
風:無風
ガチ!今日初めて使うから釣り場で「1時間キャスト」練習
このロッドの感触を確かめるためにポイントに到着してから「1時間はロッドの感触」を確かめてみた。重いルアーから軽いルアー。沈むルアーから表層ルアーまで一通りキャストしてみた感想。そして、釣行後の感想を含めて簡単にデメリットとメリットを上げてみた。
「クロステージCRX-902L」メリット
- 安いロッドにありがち「ふにゃふにゃ感」はなし
- ロッドパワーは意外にある
- バチの繊細なアタリも感じることは可能
- スペック通りのルアーウエイトはキャスト可能
「クロステージCRX-902L」デメリット
- ロッドグリップの形状はショートキャストに向かない
- ルアーがよく飛ぶスイートスポットが若干狭い
- ロッドの支点が後方にあり長時間のキャストが疲れる
まだ1回の釣行だが、上記のような印象を受けた。ただし、私が感じた印象なので人によって違いはあるだろう。特にデメリットにあげた内容は、他のロッドと比べた場合での印象であり、このロッド自体に問題があるわけない。
バチ抜けも始まりシーバスを狙っていく
ロッドの感触を確かめた後、実際にシーバスを狙っていく。今回は、バチ抜け釣行ということもあり、満潮下げ付近からバチ抜けが始まった。まだ1月だが、例年になくバチ抜けが安定している。かなり期待が持てるシーズンとなりそうだ。
今回バチ抜けで使うルアーは「カッター90」
正直今まであまり使ったことがなかった「メガバスカッター90」。今回は、1月2月上旬の早い時期に対応できるように「メガバスカッター90」を用意した。
私の記事上では「干潟向け」をアピールしているがもちろん「河川のバチ抜け」でもいい仕事をしてくれる。
20mぐらいのルアーキャストで長く流さない
釣り場で見ていると「ロングキャスト」しているアングラーをよく見かける。実際の所、バチ抜け時のシーバスは「ロングキャスト不要」と私は考えている。それよりも、距離の短いキャストで何度もルアーを通すほうが「釣果が伸びる」傾向にあると長年の経験から感じて、今回もそのような狙い方をした。
数頭目で早くも「ガツン!」とシーバスがヒットしてきた
初めてのロッド、初めてのルアーだけどすごい早い段階でシーバスがヒットしてきた。今回のポイントは、ブレークの関係でドラグを緩めることができない場所。そんな理由もあり、ヒット後一気にロッドパワーで寄せる。
以外にも格安ロッドでも引き寄せるパワーはあり、シーバスのパワーに負けず足元まで来た。
このロッドで初めての魚。しかも、ランカーシーバスチャレンジってこともあった。そんな状況の中、寄ってきたシーバスを見ると「意外にもデカイ」。
もしかしたら「ランカー?」。たも網にシーバスを入れようとしても、大きくてなかなか入らない。ちょっともたつきながらも、無事にキャッチした。
腹パンパンのゴン太シーバス降臨
いつもなら「バチ抜け時」に釣れるシーバスは、「ガリガリ君」が多い。バチを食べるシーバスは体力回復目的が多いからだ。そんな状況のシーズンの中「腹パン」な丸々と太ったシーバスをキャッチ。ワイドメジャーに当ててみると80cmはなく「75cm」。残念ながらランカーシーバスとはいかなかったが、一本目で良いサイズが釣れた。
この後もランカーシーバスは釣れないが7本ゲット!
全ての釣れた写真は撮らなかったが「全7本ゲット」。ロッドもすこぶる調子がいい。格安ロッドで不安なところはあったが、結果的には「爆釣」出来た。しかも、主導権が取れる釣りが展開できた。他のシーバスのサイズは「60cm~40cm」と言ったところ。
これから2月・3月のバチ抜けが楽しみだ!
今年のバチ抜けは、大当たりの年になりそうな予感。バチ抜け用のシーバスロッドを持っていない方は、このロッドを準備してもいいかもしれません。
あと、バチ抜けの日が分からない方は、下記にカレンダーを準備しているので参考にしてみてくださいね。
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります!