
【興味深い】河口から40km地点でバチ抜けはするのか?

イメージからほど遠い、河口から40km地点でバチ抜けはするのか?
今回は、海からどのくらい遠い地点までバチ抜けをするのか?についてご紹介します。私の経験上のお話なので、研究レベルとはいきませんが、実際に見てきたお話をしますね。
海から40kmの上流でバチ抜けは発生するのか?
今回は、関東のとある河川でのお話です。別に河川の名前を伏せる必要はないですが、東京湾にそそぐ大河川のお話です。河口から40km地点となると東京都ではなく埼玉県になります。そのぐらい上流になると、雰囲気的には「淡水河川」のような感じですね。
しかし、こんな上流ですがタイダルリバーになるので海水の影響は色濃く出るエリアでもあります。
結論から言いますと海から40kmの上流でも「バチ抜け」します
こんな上流ですが、普通にバチ抜けは起こります。しかし、注意点があり時期とパターンが通常のバチ抜けと違っています。ちなみに抜けるバチの種類は「ヤマトカワゴカイ」になります。詳しい種類を知りたい方は、下記を参考にしてみてください。
上流のバチ抜け時期とタイミングについて
上流のバチ抜け時期とタイミングをまとめてみます。私が出会ったことがあるタイミングになるので、もしかしたらその他もあるかもしれませんが。
- 12月~1月中潮の下げ7分付近
- 4月~5月の中潮満潮で東風が強い時
上記の2パターンがあることは、現在のところ分かっています。しかし、シーバスのバチパターンを成立させようとすると「2」のパターンが主になると思います。「1」のパターンについては、厳冬期すぎて上流にシーバスが居る数が少なすぎて釣りになりません。
合致した日に実際に40kmの上流でバチ抜け確認
今回は、「潮周りが中潮」で「東風が強い」という2つの条件が合致したので最上流のバチ抜けを確認してみました。下記が詳細なデータです。
- 釣行日:2021年3月31日(水)
- 場所(ポイント):埼玉県最上流域
- 時間:20:00~22:00
- 潮:中潮(満潮19:33)
- 水色:濁りあり
ポイント到着が20:00ぐらいでしたが、すぐにバチ抜けが始まりました。まだ下げの流れが出ていない状況で抜けている感じです。下げが始まるとバチ抜けが収まる感じなので、満潮付近に行くのがいいでしょう。ちなみにバチ抜けにライズする魚種ですが「シーバス」・「ブラックバス」・「鯉」・「ニゴイ」・「ナマズ」・「カエル」など色々豊富です。これも淡水感が満載なエリアだとわかってもらえるかなと思います。
実際のバチ抜け風景はこちら(動画あり)
いつもは、動画撮影などしないのですが資料として撮影しました。下流と違い流れが比較的弱いので、元気よくバチが泳ぎ回ります。


動画を見てもらってわかるかもしれないですが、水面が大きく揺れるぐらい「風が強い」です。風速5m以上の状況じゃないとバチ抜けが発生しないような気がします。数年前からチェックしていますが、いつも同じような状況でしかバチ抜けに出会わないですね。
バチ抜けには遭遇したがシーバスは1ヒットのみ
バチ抜けが始めり、下げの流れが出たころにライズが発生。そこに「ガルバ73S」をデットスロー巻いてくるとヒット!最初は、何かごみ?かな?と思うような重量感。しかし、軽く引っ張ってみるとシーバス特有の鰓洗い。
ここで痛恨のミス。ドラグ調整を忘れていて「ズルズル」状態。結構な勢いでシーバスに走られた後、ドラグを強めフッキングを試みたが鰓洗いでフックオフ。貴重なバイトだったのに残念。
その後は、流れも速くなり時合い終了で釣りも終了。残念。
この記事で最上流バチ抜けを試してみたい人は
こんな釣り方をしてみたい釣りバカは、ぜひ参考にしてみてください。超レアな攻め方なので、今までのバチ抜けの経験なんて参考にならないくらいです。しかし、ランカーサイズのシーバスが釣れるのも事実。天気予報で風の予報をチェックしチャレンジしてみてください。「東風」がキーワードですよ。
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