
クルクルバチ抜けの経験がない人でもプロ並にシーバス釣果を出す方法
似て非なるものに、「河川で発生するバチ抜け」もありますが「河川」と「運河」では、別物になるので注意が必要です。
今回は、「運河に特化した」内容を解説いたします。たぶん、運河に特化した解説は、他では見られないかもしれないです。
運河のバチ抜けとは?河川と何が違うのか?
細かな種類などは、ここでは割愛しますが「バチ(ゴカイ)」の種類は、日本全国で「約900種類」ほどいるといわれています。
釣りの中でのバチ抜けパターンをわかりやすく考えるために、大きく「2つ」に分類します。
- 「河川」=「汽水域」
- 「運河」=「海水域」
今回は「運河のバチ抜け対策」なので、海水域に生息している「バチ(ゴカイ)」の生態に合わせた釣りになるということです。
海水域に生息するバチには、大きな特徴があります。
それは、「泳ぐ」ということ。河川のバチとは、ここが大きく異なります。
泳ぐという特性上、移動する範囲が立体的になります。
ここが一番の注意点でかつ、攻略の要になります。バチの種類での違いは、下記に詳しく書いてありますので気になる方はチェックしてみてください。
これだけ覚えれば、運河バチ抜けが発生するタイミングに出会えるはず
運河のバチ抜けに出会いたいなら、覚えておけばいいのはこれだけです。
運河のバチ抜けの発生タイミングのポイントは「3つ」あります。
- 4月~6月に発生
- 潮周りに関わらず発生
- 19:00~4:00ぐらいが時間帯
これだけ覚えていれば、運河でバチ抜けには出会えるはず。河川と違って、タイミングが長いのが特徴ですね。
その中でも、さらに厳選した日が誰でもわかるように「バチ抜けカレンダー」もご用意していますので、良かったらどうぞ。

運河バチ抜けのタイミングは分かった。今度は、シーバスが釣る方法は?
しかし、バチを食べている「シーバスを釣る」ってことは、少し難易度が高いです。
その点について、「図を交えながら」解説していきたいと思います。
まずは、運河のバチ抜けシーバスパターンの特徴を「5つ」。これは、必ず覚えてください。
- バチが自泳して移動する
- シーバスの捕食は、追いかけ型
- バチが小さい(10センチ~数センチ)
- 水色がクリア
- 人工灯があり、明るい釣り場が多い
この特徴を踏まえ、シーバス攻略を進めていきます。
プラスアルファの攻略!使うルアータイプの目安とは?
運河のバチ抜けパターン時に「ルアーチョイス」が非常に大切になります。その場合の選択目安を作成しました。ぜひ参考にしてみてください。
バチ自体が泳ぐので、全部のレンジを狙う
バチ自体が泳ぐので、河川のバチ攻略のように「表層メイン」では、釣果を伸ばすことができません。
シーバスは、バチを追いかけて捕食しているので、ルアー選定も釣果に直結しやすいです。

潮の上げ下げと「塩水くさび」で時合いを知る
運河の特徴として、「海水メイン」のエリアではあるが淡水の流れも入っているのが特徴です。
潮の上げ下げで、バチの濃度が上がる場所があります。その場所を感じることが、攻略するカギになります。

運河の最大の特徴流れ込み。ポイントとしても一級な場所
運河でバチ抜け対策をしようと思えば、必ず探してほしいのが「流れ込み」や「運河の合流」。
橋脚の明暗などよりも、10倍ぐらい一級ポイント。ここを狙わずに、シーバス攻略は語れない。

シーバスの追いかけ捕食対策には、ルアー姿勢を意識する
運河バチ抜けシーバスパターンの最大の特徴、それは「シーバスの捕食は、追いかけ型」というところ。
追いかけて捕食する場合、シーバスは捕食する前「食べ物か?どうか?」ということを、いつもよりも慎重に確認します。しかも、釣り場に明かりが多いため、余計に見切られる可能性が高いです。
その特性上、ルアー姿勢などに違和感があった場合、捕食することをやめます。

一つのルアーで、広いレンジを探ることが大事
運河バチの場合、横の動きのみならず、縦の動きも重要な対策。
シンキングルアーを使うことによって、立体的な攻めが可能になる。

運河バチ抜け対策時のルアーカラーは、どれがいいの?
ルアーカラーについても、もちろん解説いたします。
運河バチ抜けパターンに適している、お勧めシーバスルアーはこれ。
色々試してみた結果、ここに挙げているルアーがあれば間違いなく釣れるでしょう。
エキスパートの人も、ビギナーの人も「関係ない」とは思わずに、よく読んでみてもらえると新たな発見があるかもしれません。
今日から、運河バチ抜けシーバスマスター!
運河バチ抜けの良いところ、「いつでも」・「運河ならどこでも」楽しめる釣りです。
今日からでも、始められる釣りなのでぜひお近くの運河へ足を運んでみては、いかがでしょうか?
過去のバチ抜けシーバス釣行
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