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マコガレイの成長速度
よく、「カレイって1年でどのくらい成長するの?」といった質問をされるのですが、恥ずかしながら知らなかったので、ヒマしてるのをいいことにインターネットのヤホーで検索してみました←ナイツ風に(笑)
難しそうな論文がやたらとヒットするのですが、難しそうなのでパスしていたところ(笑)、下記のサイトを見つけました。
上記サイトによりますと、マコガレイは非常に成長の遅い魚らしく、ヒラメが3年で40cmに成長するのに対しマコガレイは25cm程度にしかならないそうです。
(ヒラメが5年で60cmになるのに対し、マコガレイは38cmとのこと)。
「wikipedia」や他でも調べたところ、寿命は10〜15年といったところで、概して雌の方が長寿のようです。
また、成長も雌の方が早く、最終的な大きさ(14才齢)は雌で60cm、雄で40cm程度だそうです。
ちなみにカレイ類は総じて長命らしく、カレイの一種であるプレイス(European plaice) では50年、オヒョウで40年などの記録があるそうです。
「シロギスが1才12cmくらいから産卵ができるのに対してマコガレイは
3才30cmくらいにならないと産卵ができません」(上記サイトより引用)
とのことなので、湾奥で釣れるマコガレイが平均して30cm以上なのは、産卵のために産卵できるサイズの個体が集まっているからに他ならないのかもしれませんね。
また、最近よく測ったかのように42センチの個体が釣れるのですが、これもまた、たとえば「2008年産まれの個体」が「産卵のために戻ってきた」というような理由があるのかもしれないですね。
そう考えると「今年は好調」「今年は不調」といった、好不調の波が何年おきかにやってくる理由も説明がつきますよね。
いわく、今年が好調なのは◯◯年に産まれたカレイが多かったから、今年が不調なのは××年に産まれたカレイが少なかったから、という理屈です。
ま、自然がそんなに単純だとは思いませんが、ひとつの仮説としてはそれなりに説得力がありそうです。
いずれにせよ、今は貴重となった東京湾のマコガレイ。
釣趣、食味ともに最高の魚種だけに、林遊船では自然に感謝しながら、これからも最高の1枚を狙って行きたいと思っております。
明日からもマコガレイ乗合船が出船予定です!
東京湾冬の風物詩を皆様にお楽しみいただければ幸いです♪
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