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荒れててもそこに居る理由-3
シャローなポイントなら底荒れして魚が定位できない事もありますが、ディープなポイントならトップとミディアムが荒れてボトムは少しは安定してるかもしれません。
子供の頃、夏休みは毎日海に海水浴に行ってました。ボードを使わない体だけの波乗りを楽しんでました。波と体が同調するタイミングを見極めないと波に乗ることは出来ません、そのため波がブレイクする2、3歩手前でおもいっきりクロールして、自分のスピードを波のスピードに合わせて行くとブレイクした瞬間波の上に頭だけでて岸際まで波とランデブーです。
物凄く気持ちいい瞬間です。
次の波に乗るため沖に向かう途中、よくブレイクした波に飲み込まれる時があります。そうなると大変です、体は2、3回転して海底に頭をぶつけたりで上下、前後左右が分からなくなってしまいます。そこで、そうならないためブレイクしそうな波がきたら真下の海底まで急潜行して、両手両足を伸ばして海底に張り付きます。視線は海面を見て波が通り過ぎるを待ち、サラシが太陽の光でキラキラ輝いている海面にむかって急浮上します。
今思うと海底に張り付いて海面を見ていたのはフラットフィッシュのような体験をしてたのかなと思ってます。
そんなわけで、海が荒れててもディープなポイントだったらボトムはそんなに居心地の悪い環境ではないんではないかと考えてしまいます。地上から見てる人間は海全体が荒れてると思いがち。
フラットフィッシュから見れば荒れててもそこに居る理由があるのかもしれません!
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