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四万十市は

為松公園をぶらり

毎年花見では賑わうのだが

この時期

人影は無い

為松公園は四万十市街地を一望出来る

一番上には栗本城跡があり

歴史資料館がある。


記憶を辿れば(20年以上前)

小学生の頃の遠足の場所でもあり

大きな池では錦鯉が餌を待ち折り重なる

良く吠えるテナガザルや

ウサギに草を与える子供達

たまに満開の羽を広げる孔雀

餌を求め騒々しいニホンザル

管理人もいて

繁華にしていた。


年月は流れ



なかなか広い土地で

今ではほとんど手入れはされず

多くの通路は閉鎖され

蜘蛛の巣や雑草が生い茂る。



閉鎖され古く錆びた檻や

ブルーシートで覆われた

砂場や遊具

渇水ぎみの池に人影で岩影へ隠れる数匹の小さな錦鯉

餌も与えられていないのであろう。







寂しきかな


なにか

活用できないだろーか。

そんな初夏の空の下でした。

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