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おやじが倒れた

 

この知らせを知ったのは

 

昨日の会議終了後だった・・・

 

１０年ほど前に一度不整脈で倒れ

 

九死に一生を得たわけだが・・・

 

今回はその不整脈がきっかけとなり倒れたようだ

 

救急車で搬送され

 

直ぐに緊急手術となった

 

自分が駆けつけた時は

 

既に血栓を除去するための

 

カテーテルによる

 

血栓除去術が始まっていた

 

急性期の脳梗塞であったため

 

緊急手術となり

 

母はかなり動揺している中での

 

同意書に対してサインをしていたようだ

 

動揺する母を一時的に気分転換のため

 

外へ連れ出し様子を見ながら

 

再度、待合室へ

 

血栓除去術が終わり

 

医師からの説明を自分が聞くことに

 

診断は脳梗塞

 

太い血管に詰まっていた

 

血栓を見せていただいた

 

その後の脳内血管の状態を見せていただき

 

血液が開通していることが確認できた

 

ただやはり細い血管も詰まっているらしく

 

いつものおやじではなかった

 

術後に起こりうるリスク

 

を医師から説明を受け

 

ICU（集中治療室）を後にした

 

母を自宅に帰し、今日も再び病院へ

 

母を車に乗せ表情を確認すると・・・

 

とても疲れている様子

 

「眠れなかったの？」

 

「眠れなかった」

 

長年連れ添った仲なので

 

仕方ないことですね

 

病院へ到着し

 

今日のおやじの様子を見ると

 

リスクが出ていた

 

出血をしていた

 

その影響でおやじは

 

ポワンとした感じと

 

痛みを訴えていた

 

母が動揺している以上

 

息子である自分は気丈でなければならない

 

依然として予断を許さない状態が続いていますが

 

自分の中でこれからおやじの中で

 

起こりうる病態等を理解し

 

これからの判断は自分がしていかなくては

 

いけないと感じました　

 

自分も世間同様に核家族

 

おやじが全介護となった時には

 

とても母だけでは世話が出来ない

 

母が潰れないように

 

そして自分も潰れないようにするための

 

ある程度の基準を自分の中で持っていないと

 

いけない状況なのかもしれません

 

おやじが回復することを願うことが

 

大前提ですが・・・

 

最悪の状況も頭の中に入れておかなければなりません

 

おやじの気持ち、そして母の気持ちを

 

最大限尊重しながら

 

共倒れしない着地点を見出したいと思います。

 

「命に関わる倫理」

 

自分が今まで生きてきた中で

 

一番難しい問題です

 

逃げることも出来ないので

 

しっかりと向き合って対応したいと思います。

 

ここまで対応していただいた

 

救急隊、医師、看護師さんに

 

感謝し、これからのことをしっかり考えたいと思います。

 

それではまた　

 

 

 

 

 

 

 

 

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