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2005年4月8日(金曜日)
13時44分49秒
釣り侍(ラボ管理者)

海の流れについて

皆さんご存知かもしれませんが、海にも流れがあります。海流では(黒潮・親潮)などが有名ですが、ここでは潮の干満について釣りの観点からご説明しましょう。

潮の干満とは、太陽と月の引力に海面が引っ張られ起こる現象である。月と太陽が地球の一直線上に並んだときが「大潮」と呼ばれる、潮の干満が一番激しい(動く)日になる。月と太陽の引力が打ち消しあう状態になったときが「小潮」である。
この潮の干満を表にしたものが、「タイドグラフ」又は「潮汐表」と呼ばれるものである。本サイトでもQRタイドという「タイドグラフ」を提供しているので、QRタイドを使い説明したいと思います。
図1
この図は、「東京都 羽田」のとある日のタイドグラフです。この日は、大潮で潮がとても動きます。
図2
対してこの図は、「長潮」(小潮よりも潮が動かない日)の日です。

ピンクで囲まれたところに注目してください。「大潮」と「長潮」の日では潮の上下動に違いがあることが分かります。「大潮」の時は短時間で上下動にするのに対して「長潮」は時間をかけて上下動しています。つまり潮の動きがゆっくりということになります。
あと、地形にも大きく影響をうけます。下の図は、同じ日の「長崎県 佐世保」のタイドグラフになります。
図3
ピンクで囲まれたところに注目してください。東京都とは水深が大きく違います。一見同じように見えてしまいますが、一目盛りの値が大きく違うのです。
後は、ご自分の地域のタイドグラフを見比べながら勉強してみてください。

ここで、釣りの釣果との関係を説明します。シーバスは、前回(NO3)「流れを好む」との説明をしました。前回の説明プラス今回のことを頭に入れながら釣りをすると釣れ易くなります。
図4
図で説明すると、ピンクの部分が釣れるタイミングになります。あと、グリーンの○が図に表示されていると思います。そこがもう一つのポイントになります。その○と、グラフが交差している時間が「期待大!」となります。

最後にまとめますと、3つのポイントになります。

1.「大潮」などの潮が動く日に釣りに行きましょう!
2.その中でも、一番潮が動く時間に行きましょう!
3.グリーンのラインとの交差を意識しましょう!

このことを忘れないようにしましょう!海に住む魚のほとんどが潮に影響を受けて生活しているのだから。

釣り侍(ラボ管理者)

釣り侍(ラボ管理者)

フィッシングラボ管理者です。皆さんよろしくお願いします。釣行数は、年間100日程度。

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